1/29/07

コロッケ定食

3週間前の買出しで、「Buy One, Get One」だったじゃがいも。一袋2.5kgぐらいのを、2袋買って帰ってきた。一生懸命料理に使ってきたが、なかなか減らなかった。とうとう芽まで出てきたので、今日は思い切って、残っていた8個全部使って、晩ごはんを作ることにした。

まずじゃがいもの芽を全部取り、皮つきのまま洗って圧力鍋へ。10分も加圧したらしっかり火が通った。

鍋のとなりでフライパンを用意して、ひき肉、玉ねぎとにんじんのみじん切りを炒める。じゃがいもの皮をむき、炒めた具を混ぜ、調味料を入れて、小判型に成形。

コロッケが大2個、中2個、小6個できた。小さいのは明日のお弁当のおかずになる。小麦粉、溶き卵、パン粉の順に衣を付けて、表面が狐色になるぐらいに揚げる。

じゃがいも8個のうちの3個は、ポテトサラダに使った。きゅうり、にんじん、玉ねぎのみじん切りに塩をして、水気を抜いて、皮をむいたじゃがいもに混ぜる。マヨネーズ、マスタード、塩コショウで出来上がり。

コロッケ、ポテトサラダ、野菜サラダ、をワンプレートに。コーンポタージュスープ、ごはん、ピクルスを添えて、今日の晩ごはん。何か、学食のコロッケ定食のような見栄えだな。

じゃがいもとごはんととうもろこしの炭水化物攻めで、今日もお腹いっぱい。
ローカーブ」?何のことやら~

1/27/07

箱を作っています


先週から、土で箱を作り始めた。日本に住む大切な友人のMさんから、依頼された器。これをたくさん作って、2月末に薪の窯を焚く。3月上旬には日本に送れるようにしたい。

ちょっと専門的な話になるが、ご容赦を。

陶器の四角いもの、特に辺の長さが違うものは、乾燥時と焼成時にゆがみが起こりやすい。ろくろで作られた陶芸品が工業製品として量産されるのは、丸いものは最もゆがみにくいからだ。

さらに、薪窯で焼くとゆがみが起こりやすい。薪の窯には必ず炎の方向があり、火が当たる部分はよく焼け、火が通り過ぎる後ろは焼けにくい。よく焼ける部分は土の収縮が大きく、焼けないところは縮まないので、結果として形がゆがむ。また窯の中の棚板に作品がくっつかないように、底に目土(小さな土の玉)を3~5箇所付けるのだが、器の重量を点で受けることになるので、これも全体の形をゆがめる原因になる。

(余談だが、日本では目土を奇数箇所、アメリカでは偶数箇所、付けるという違いがあるようだ。私が日本にいたときは奇数しか見たことなかったのだけど・・・他の窯業地ではどうなのだろう?)

日本の陶芸の美意識として、その自然の「ゆがみ」を長所と見ることがあるので、必ずしもゆがんだものがよくないとは言えない。むしろそれを美しいと感じたり、愛着を持ったりすることもある。わざとゆがませるために、横に寝かせて焼いたりすることもある。私もゆがんだ器を気に入って使っている。一定の数量や規格を守らねばならない時は、ゆがんだものは最初にはじかれるのだけど。

大量生産で低価格、資本主義の恩恵から全く反対の方向にある、ゆがんだ手作りのやきもの。これからますます、生活に不必要な贅沢品になっていくのかもしれないな。

でも、楽しみに待っていてくれる人がいる器を、一生懸命作れる機会をいただけるのは、本当にありがたいことだ。いい仕事ができるようにがんばろう。

1/17/07

テレビを見るのに忙しい

昨日(16日)から、「アメリカンアイドル」の第6シーズンが始まった。前回すっかりはまってしまった、FOXの大人気リアリティーショーである。(昨年の記事はこちら

これから数週間は、全米各地で行われた地区予選のダイジェスト版だ。今年のオーディション参加者総数は、なんと70万人!らしい。ハリウッドで行われる本選に進めるのは、その内の数十人ぐらいなのだから、超激戦としか言いようがない。(公式ウェブサイトはこちら

超辛口の審査員に、容赦なくバンバン落とされていく人たちの逆切れや狼狽ぶりは、真剣な本人には申し訳ないのだけど、見ていてめちゃくちゃ面白い。

前にもちょっと書いたけど、アメリカンアイドルに必要な要素は、歌唱力、表現力に加えて、愛されるキャラクター、カリスマ性、あと土壇場に強いパフォーマンス力である。

したがって、容姿とか育ちの良さとかは、度を越さない限りは最優先ではないみたいだ。現に、過去にドラッグなどで逮捕歴があってもオーディションの結果がよければ本選に出られるとか、びっくりするぐらいの肥満でも歌が上手ければOKとか。

これから5月まで火曜と水曜はテレビを見る習慣がつきそうだ。
こんなにテレビを見てていいのか? よくないなー

1/14/07

豆腐ハンバーグ

お豆腐をよく買う。スーパーのベジーコーナーには必ず置いている。しかもオーガニックのお豆腐だ。値段は少し高い(一丁$2.80)が、とても美味しいお豆腐を買うことが出来る。

今日の晩ごはんは、豆腐ハンバーグ。豆腐1丁を布巾で絞り、ひき肉、卵、調味料、パン粉少し、と混ぜ合わせる。いつもは豆腐1:ひき肉1だけど、今日は豆腐2:ひき肉1だった。理由は特にないけど。

しっかり練り合わせて、5センチぐらいの大きさに丸める。真ん中に小さなモッツァレラチーズの塊をひとつ入れてみた。フライパンで焼き、付け合せのアスパラガスも焼いて、出来上がり。

あと、リマ豆とじゃがいものポタージュスープ、白菜のたいたん、カブのお漬物(しょう油+コチュジャン+ごま油+すりゴマ)も。

お子様ランチのような晩ごはんの出来上がり。今日もご馳走様でした。

1/12/07

不都合な真実

元アメリカ副大統領アル・ゴア氏の製作した「不都合な真実(原題:Inconvenient Truth)」をDVDで見た。地球温暖化に関する研究調査を、1970年代から続けてきたゴア氏のドキュメンタリー。「不都合」を被る対象はもちろん利権にかかわる政治家や企業だ。

2000年の大統領選では、世界を驚かせた疑惑の大どんでん返しで、あのジョージに負けてしまったゴア氏だが、政界を引退した身とはいえ、長年の政治家としてのキャリアを返上し、人生をかけてこの問題に取り組んでいる。

この映画は秀逸だ。環境問題に消極的で、国際社会と協調しようとしないアメリカを、ゴア氏は非難しているわけではない。30年以上かけて集められたデータ、足で集めた資料や証言、それらを分かりやすく、ユーモアも織り交ぜ、子供から大人まで誰もが理解できるように組まれた、素晴らしくできのいいプレゼンテーションの映画化だ。

話は逸れるが、ビジネスや政治にはプレゼンの良し悪しが一番大切な要素だ、と多くのアメリカ人は思っている。どんなに良い研究や政策やビジネスプランも、プレゼン下手では大多数の賛同を得られないからだ。中身が良ければいいのだ、という考え方もあるけど、このグローバル化の進む社会では、それは言い訳にしか過ぎない。

ゴア氏は素晴らしいプレゼンターだ。映画を見終わった後も、「今から自分にできることは何だろう?」と、すっかり考えさせられてしまった。

「地球温暖化」。テーマとしてはさほど目新しいことではない、と環境問題を国民全体で懸念する日本では思われるかもしれない。日本は資源の乏しい、しかも小さな国だ。製造業が盛んだった時代にさまざまな公害も経験した。環境に良いもの、省エネのものを世界に先駆けて開発し、それをビジネスに繋げる凄い技術国だと思う。ガソリンをなるべく使わないハイブリッド車、省エネ設計の家電、廃棄ごみに課せられるリサイクル料など、そういう日本の環境技術や政策をアメリカ側から見ると、まあ全く別世界のように見える。

昨晩マサチューセッツ留学時代の恩師と電話で話しをした。マサチューセッツは豪雪地帯、冬は本当に長くて厳しい。しかし恩師は「今年はまだ雪が積もったのを見ていない」という。「地球温暖化のせいかも」と言うと、本当にその通りだよ、と嘆いていた。

「不都合な真実」は2007年2月に行われるアカデミー賞のドキュメンタリー部門にノミネートされている。ぜひとも、オスカーを取ってもらいたい。2008年の次期大統領選には出馬をやんわり否定しているゴア氏だけど、今のボロボロのアメリカにはこういう人が必要ではないかと、外野ながら、そう思わずにはいられない。

Why can't we make it better? (Kyoto Protocol)

1/11/07

サーフ&ターフ

Surf&Turfという表現がある。Surfとは磯辺、Turfとは芝生、つまりシーフードとステーキのセットで、アメリカではとてもポピュラーな外食メニューだ。12月に訪ねた友人宅でご馳走になった際に、この言葉を教えてもらった。

今日の晩ごはんは、タイトルどおりのサーフ&ターフで、小さいエビを焼いたのと、さいころステーキのコンビネーション。それに生野菜、揚げ出し豆腐、お味噌汁とお漬物、というメニュー。実は圧力鍋を使い、冷蔵庫の残り野菜のお掃除も兼ねてチリビーンズも作ったのだけど、それは明日以降に登場させることにした。

ちなみに牛肉の話だけど、日本で騒がれている狂牛病は、こっちでは全くといっていいほど、話題になっていない。みんな、モリモリ食べている。なるべく安すぎる牛肉や、骨付き、加工牛肉は買わないようにしているけど・・・あんまり気にしていない。というか気にしないようにしている、のかも知れない。

代わりにこちらで懸念されているのは、魚に含まれる水銀。「非常に身体に悪い」という認識だ。スーパーの鮮魚コーナーは日本のと比べると雲泥の差で、しかも人気(ひとけ)も少ない。シーチキンですら、「妊娠している人は、絶対に食べてはいけない」扱いである。

国が違うと、価値観も違う。郷に入れば郷に従えなので、できることは気をつけて、してもしょうがない心配はなるべくしないようにしよう、と思う今日この頃。

しかし昨晩のジョージのテレビ演説、開いた口が塞がらない。世論の反発で大敗した中間選挙。議会が始まり、民主党のペローシ下院議長(米史上初の女性議長)が公約したとおり、重要法案は議会審議の100時間以内に通しまっせ!と民主ベースで進んでいるというのに、場の雰囲気を全く読まない政策を投下したジョージ。2万人上の米兵士が、間もなくイラクに派兵されるらしい。

前言撤回、心配の種は尽きないなあ。

1/7/07

炭水化物 LOVE

今日の晩ごはんは、鶏肉のガーリック&オリーブオイル焼き、アスパラガスのソテー、ミックスビーンズのスープ(by圧力鍋)、頂き物の蕪の甘酢漬け、そしてトマトソースのパスタ(写真左下)。


このパスタは米粒みたいな形をした、”ORZO”という名前のパスタだ。イタリア語では「大麦」という意味らしい。大麦みたいな形をしているからなのか?Risoni(リゾーニ)と呼ばれることもあるみたいだ。とにかく見た目にとってもかわいいベビーパスタで、最近のお気に入りだ。(よいこの無人島生活に出てくる「ちねった小麦粉(米粒のつもり)」だな、こりゃ)

さて今日のテーマは「おかずとしてパスタが出て、それでごはんを食べる」ということだ。まるでお好み焼き定食やうどん定食ではないか。炭水化物で炭水化物をいただく。うちは2人とも炭水化物LOVE。今日もとってもマンプクだ。

肥満が国家レベルで問題となっているアメリカでは、ダイエットは人々の大きな関心事だ。雑誌や本などではよく特集が組まれているが、目に付くのは「Low Carb Diet」。つまり炭水化物を控えましょう、というダイエットだ。

極端な話では、一切の主食(パン、パスタ、米、穀物など)を取らないと言うもの。代わりに肉、野菜をモリモリ取って、ダイエットコークをがぶ飲みして、自分は痩せたつもり。炭水化物が肥満の原因じゃなくて、バランスの悪さと食べる量が問題なのではないか。

といいつつ、最近ちょっと炭水化物摂取しすぎの傾向にあるので、ごはん少なめ、野菜とたんぱく質を多目にしたほうがいいかもしれない。

正月明けのバーゲンセールで買ってきた、ヘルシー料理のレシピ本。しっかり読んで、これからちょっと気をつけますか。

1/5/07

飽きずに続く圧力鍋

晩ごはんができたら、「ごはんできたよー」と言う前に、「デジカメ持ってきてー」と叫ぶ習慣がついた今日この頃。粗末な晩ごはんを頻繁にアプしていいのか、いやネタがないので済みません。

今日も圧力鍋が活躍。いやー、働くおじさん&おばさんの味方やね。調理時間めっちゃ早いし。牛肉と野菜の煮物(お肉トロトロ)、キャベツ、にら、ハムのトウチジャン炒め、蒸ブロッコリのガーリックバターソース、そして今日のメインディッシュ「納豆」だ。

車で2時間かけて買出しに行く(・・・しつこい)日系食料品店の冷凍コーナーに、3パック$4で売ってあるのがこの納豆。久しぶり。めっちゃうれしい。日本だと100円で買えるけど・・・ここ米東海岸なんで。高いんです。だからご馳走なんです。そっとしておいてください。

大盛りごはん(しばっさん用)をバックに激写。
今日も美味しゅうございました~マンプク

1/4/07

教育とは我慢と戦いである

タイトルは大げさだが、本当に教育とは我慢の連続だ。しかも時には、激しく戦わねばならない。

週に2回、ポタリーセンターのスタジオで、近くの小学校の5年生に陶芸を教えている。州の教育委員会から委託されたスペシャルプログラムで、20人を2クラスに分け、それぞれ20回(計40回)、陶芸を教えるというものだ。導入から、手捻り、たたら、電気ロクロ、といろいろな技術も習得できるように、カリキュラムを組んだ。

しかしどんなに良いカリキュラムであろうと、問題はこども達のやる気と授業態度だ。日本の小学生とは、本当に、遥かに、違う生き物だと言えるだろう。
まずこっちの言うことを聞かない。黙っていられない。座っていられない。ルールを守らない。ごみを床に捨てる。片づけをしない。ありがとうがいえない。ごめんなさいがいえない。子供は、天使ではなく悪魔だ(笑)。

この辺は比較的低所得者が多く、教育水準も高校卒業か、良くてもコミュニティーカレッジ(短大)で、あまり高い方ではない。食育などなんのこっちゃ?的な感じで、ジャンクフードに慣れているためか肥満児が多いように思う。

良いものは高く、粗悪なものは安いアメリカだ。大都会は高収入、高学歴、何でも最高級品が揃い、反対に田舎の現状などこんなものである。

でも。たまに、一生懸命作った作品を喜んで見せに来たり、どうすれば良くなるのか聞きに来たりすると、とても嬉しい気持ちになる。バカな子ほどかわいいとは、良く言ったものだ。

褒めたり、叱ったり、アメとむちを使い分けて教えているつもりだが、アメむちを使われて一喜一憂しているのはこっちかもしれないな。

1/3/07

肉じゃが

クリスマス休暇が大ごとなアメリカは、正月が地味。1日だけ休日だけど、2日からいつもどおりに動き出す。今日はちょっと肌寒かったので(といっても1月にしてはまだ暖かいのだろうけど)、何か温かい食べ物を、と思って作ったのが「肉じゃが」。

牛肉の塊を圧力鍋で調理。15分煮ると肉がホロホロになった。それにじゃがいも、にんじん、玉ねぎ、調味料各種を入れて、さらに15分。減圧してふたを開けると、しっかり味のしみた肉じゃがができていた。

元旦に夕食をご馳走してくれた友人(アメリカ人陶芸家)が「A Happy New Year!」と言ってプレゼントしてくれた中鉢に、できたての肉じゃがを盛る。アスパラガス、レタス、セロリ、ゆで卵のサラダ。キャベツとカリカリベーコンの炒め物。お漬物を添えて、以上が今日の晩ごはん。


今日も美味しゅうございました~お腹いっぱい。

1/1/07

縁起のいい正月料理

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

今日は友人から晩ごはんに招待されたので出かけた。「5時ごろ来てね」と言われて時間通りに着くと、家中にとてもよい匂いが漂う。3時間かけてローストビーフを作ってくれていた。「スタンド・リブ・ロース」という部位の牛肉で、とっても美味しいのだそうだ。



この田舎では、日本の正月料理のための食材を得ることはとても難しい。ので、お節料理など作れるはずもなく、年末の買出しで、日本食材店で購入しておいたかずのこ、かまぼこ、そして圧力鍋で煮込んだ黒豆、の3つを持っていく。

アメリカにも縁起のいい料理をお正月に食べるという習慣があるらしい。今日出された料理の中に、ブラックアイドピー(と呼ばれる豆)の煮込みと、コラードグリーン(平たいキャベツの葉っぱみたいな緑黄色野菜)の炒め物があって、これらをニューイヤーに食べると縁起がいいのだそうだ。

ブラックアイド・ピーの煮込みは「豆まめしく働く」(ホンマかいな)、コラードグリーンはドル札の色から「お金が入ってくる」の意味があるらしい。

縁起のいいご馳走で、今年も何とか頑張っていこう。