5/31/09

薪窯の基礎づくり3

朝10時から、昨日の続きをやる。砂、砂利、ショベルと一輪車、重たいレンガ、ずっとうつむいての作業。それから、日差し、気温、ファイヤーアンツにクモに蚊。本当に挫折しそうになるw。

レンガを置いて、高さ、角度、砂に埋め込みながら調整

右の列のレンガと水平を見る

次のレンガ

砂に埋め込む、腰が痛い

手前まで並べた

これから左側の列のレンガ、奥から手前までの上面が均一になるように、砂をもう少し盛ったり減らしたり埋め込んだり、の繰り返し。しかもこれは窯の下の基礎の部分だから、この後砂利で上面ぎりぎりまで埋めてしまうのだ。次の段から1段目。はあー、先は長い。挫けず、がんばりましょう。お疲れ様。

5/30/09

薪窯の基礎づくり2

引き続き、今週末も薪窯の基礎づくり。

下の図は初公開の、うちの薪窯のおおよその形。今さっき、その辺に落ちていた紙にマジックで適当に描いたので、しばっさんが描いた実際の設計図とはバランスや形が異なります。念のため。
今やっているのは、穴窯と塩窯のつなぎ目の基礎になる部分。最初にここの基礎の水平を取り、それを基準にこう配を見たり、レベルや長さを測ったりして、他の部分を作っていくことにした。

ただ地面の水平を取ってレンガを並べているだけなら簡単なのだけど、一つ一つのレンガの水平を取り、隣のレンガとの水平を取り、左右端にあるレンガの水平を取り、砂に埋め込むように1個25キロあるレンガを並べて置いていくのは、非常に力と根気の要る仕事だ。
やっと水平が取れたので、レンガの隙間に砂を埋め、その周りを砂利で固定していく。砂利も山ほどあるので安心だ。これだけの作業に4時間ぐらいかかってしまった。本職の窯職人さんなら早いのだろうけど。

昼ごはんを食べた後、隣のクリスがやってきて、今建築中のスタジオの壁を立てるのを手伝って欲しいと言うので、仕事を中断して手伝いに行く。クリスの家には先月来たばかりのイングリッシュ・ブルドッグの赤ちゃん「ルーウィ」がいて、もうこれが動くぬいぐるみみたいで、可愛すぎて困る。2時間ほどクリスのところで油を売って、日が傾いてきたのに気づいて慌てて家に帰る。帰宅後、しばっさんが焚口の部分の基礎を作りかけたところで日没近くになり、今日は終了。上の写真は、うっすら見える紐で、窯のこう配(角度)を見ているところ。信楽は一尺二寸八分という割合(一尺に対して二寸八分上がる)のこう配だけど、うちの窯は果たしてそれよりきついのか、緩いのか。

オゲ男も一生懸命砂利で遊んでいる。しばらくの間、どこにも遊びに連れて行ってやれないけど、まあ家自体が公園というかキャンプ場みたいなもんなので、それで我慢してくださいな。

5/28/09

砂が来た

今朝、大きなダンプトラックが砂を運んできた。
17トンの砂。また重い買い物。
ちなみにデリバー込みで$150。安い。

ちょっと量が多いかなと思ったけど、砂は基礎レンガの調整、モルタル、窯土、窯のコーティング。
窯ができた後は、道具土(器の下に付ける目土)にも使えるし、あとオゲ男の砂場にもなるらしいw。

先日の砂利16トンと合わせて、ものすごい量の買い物でした。

5/24/09

薪窯の基礎づくり1

今週末は土日月、とメモリアルデイの3連休。お天気もいいので、早速薪窯の基礎づくり。最初バッコーで階段状に掘ってもらったのだけど、いろいろ考えて結局坂状に作り変えた。そして今週来たばかりの砂利を引いて、次やらねばならないのは基礎を固める作業。ここから車で30分ほど行ったところに機械のレンタル屋さんがあり、土曜日に「コンパクター」と呼ばれるマシーンを借りてきた。エンジンをかけるとものすごい振動で、身体ごと持っていかれそうになるのだけど、これで地面を硬く締めることができるのだ。日曜日の夕方から、近所に住むデイヴィッドと、仕事仲間のサンちゃんが来てくれて、さらに地面を締める作業を進めた。そしてしっかり締まった地面の上に、レンガを仮置きしてみる。このレンガ、1個25キロぐらいあって、本当に重たい。ちょっと動かすだけでも、腰が痛くなる。

だが、たとえ仮置きでも、何となく大きさが実感できてきた。幅は内寸7フィートぐらいになりそう。高さはまだ確定ではないけど、多分一番高いところで私の背の高さぐらいになるだろう。これからまだまだやることが山のようにありますが、少しずつでも進めていけたら上々。

5/20/09

砂利到着

薪窯の底に敷く砂利が、今朝届いた。16tあるらしい。
また重い買い物をしてしまった。(以前の重い買い物はこちら
これから徐々に砂利を敷いていって、こう配を作っていきます。
それが設計図通りにできたら、レンガを積み上げていく。
一気にがーっとやってしまいたいところだけど、できるだけゆっくりと、慎重に。

5/17/09

タケノコの季節 2009

毎年この時期は、隣町に在住のSさん(日本人のおばあちゃん)から、随時タケノコの情報が入ってくる。一緒に掘りに行きたいのだけど、Sさんは平日、こっちは週末しかあいていなくて、なかなか都合が合わないのだが、それでもSさんはいつも掘りたてのタケノコをうちまで持ってきてくださるのだ。今年も茹でたのや掘ったばっかりのタケノコを、何度もたくさんいただいた。

というわけで、毎日タケノコのごはんが続いている今日この頃。山菜系があんまり得意ではないしばっさんには、毎日タケノコはつらそうだ。でも食べきれないほどたくさんあるので、最近は近所に住む友達に、おすそ分けをしているのだが、これが結構好評なのだ。まあちゃんと下処理して、料理もしているから皆喜んで食べるのだろうけど、生のタケノコをどかっと渡しても、お料理できんだろうなあ。第一、米のとぎ汁が作れなさそうだ(この辺りの人は、主食でお米を食べないので)。10日ほど前の夕飯の様子。タケノコの煮物、自家製ホウレンソウの卵とじ、ジャガイモのサブジ、自家製グリーンサラダ、お味噌汁とご飯。あれ、肉なし日だったんかな?メインディッシュがありませんね。ちょっと貧相な晩御飯だな。オゲ男は喜んで、奥歯もまだ生えてないのに、タケノコをパクパク食べました。何で噛めるんだ?お腹は壊していなかったけど。

2007年のタケノコに関する日記「タケノコの季節2007」
2006年のタケノコに関する日記「タケノコの季節2006」

5/11/09

海のお土産

ホテルを出発して5分ぐらいのところにある、シーフードのお店にまた立ち寄る。どうしてもお魚を買って帰りたいしばっさんが一生懸命お店の人に聞いて、しっかり吟味して、やっと選んだのが「Grouper」という白身のお魚。日本では「ハタ」と呼ばれる、スズキの仲間のようだ。「取れたての魚を刺身で食べる」という野望をやっと叶えられそう。

1パウンド$17ぐらい。たくさん氷も付けてもらって、発砲スチロールのケースに入れて家に帰るも、その晩友人宅でパーティーがあり、帰宅は9時半でしかもお腹もいっぱい。それでも魚を1/3ほど薄く切って、わさび醤油で食べる執念のしばっさん。「ううう、うまー」という涙声を聞きながら、私とオゲ男はさっさと就寝。いやー、よかったですね。翌日、残った短冊を薄く切って、寿司飯を握ったのに乗せて、しばっさんのためににぎり寿司をたくさん作った。2合半ぐらいのご飯をぺろっと平らげ、「こんなに寿司でお腹一杯になったん、いつ振りやろう」としみじみつぶやく、しばっさん。ときどき新鮮なお魚を食べる夢を見るという。食べもののことを考えると、本当に最悪の土地に来ちゃいましたね・・・。また時間を取って、海へ遊びに行こう。でも今度は、できれば、太平洋の方がいいなw。

海へ行こう(後編)

翌朝、土曜日は快晴。ベランダに出ると、波の音がザザーン、と響く。いやー、大西洋。マサチューセッツに住んでいた時にはビーチによく行ったけど、あっちは夏でも海の色が寒々しかったなあ。5月と言うのに気温は30度を超えているので、朝からビーチには水着を来た老若男女がいっぱい。といっても、日本の海水浴場とは比べ物にならないぐらいの密度の低さですが。
オゲ男は最初、海を見て、浜の方にてくてくーっと歩いていって、足まで水に浸かって、「おお、さすが水遊び大好き1歳児!」と思っていたのだけど、ちょっと先まで行って顔に波しぶきがびしゃっとかかってからは、さささーっと潮が引くように砂浜に逃げ帰り、それ以降自分で行こうとはしないw。抱っこして何回か海に入っても、どっちかというと砂浜で砂遊びをしたがるような感じ。思ったより水が冷たかったのでびっくりしたのかもしれないな。

スコップとバケツは、スポンジ・ボブですねん

お昼前にホテルを出て、1時間ほど南下すると、Fort Fisher という町に着く。ここには水族館があるのだ。前にNC ZOO(動物園)のメンバーになっていたので、会員証を見せると入場料は無料になった。あと1回半ZOOに行くだけでメンバーシップの元は取れそうだ。(1回半って・・・微妙ですね)海遊館とかにと比べると、本当に見劣りする小さな規模の水族館だったけど、それでもお魚を見て、口をぽかんと開けてしばし見入るオゲ男。その顔を見れただけで、ここに来れて本当によかった。その横で同じくお魚に見入るしばっさん。しかしお父さんの目には、お魚が刺身になってピチピチしているように映っているのに違いないw。

1時間もすると、オゲ男がぐずり始めた。こういうときはさっさと切り上げて、帰るにこしたことはない。案の定車に乗ってエアコンが効いてくると、さくっと寝始めた。帰り道、夕飯を食べるつもりのレストランに予約状況を聞きに行き、またシーフードマーケットで地元産のエビを1パウンド購入。後は、しばっさんの念願である、美味いシーフードを満喫する、という目的を達成しなければならないからだ。

Wrightsvill Beach に渡る橋の手前にあるシーフードのお店。
割と新鮮な魚介類が買えます。氷をたくさん付けてくれます。
エビは中サイズが1パウンド$7ぐらい、ジャンボサイズで$10ぐらい。
お魚は種類によってまちまちです。


ホテルに帰り、ビーチを散歩して、5時ごろレストランへ。しばっさんはヒラメのから揚げ、コールスロー、フライドポテトのセット、私とオゲ男はエビと貝柱のクリームパスタ。ここは友人お勧めのカジュアルなレストランだったのだけど、食べ物、飲み物、チップ合わせて$50だった割にはイマイチなお味でした。残念。

部屋に帰って、しばらく遊んでいるうちに、疲れたオゲ男はベッドタイム。たくさん太陽に当たって、海でも遊んだから、とても疲れたのだろう。そして寝た子を起こさないように、お湯を沸かしてエビを茹でるしばっさん。茹で上がったのを、わさび醤油でハフハフ頂く。あんまりシーフードを好んでは食べない私でも、思わずパクパクとたくさん食べてしまった。大変美味しかったですが、胃もたれしてしもた。

翌朝、楽しく過ごしたビーチともそろそろお別れ。部屋を片付けて、パッキングして、11時にチェックアウトして、3時間半後にはシーグローブに到着。いやー、海辺は何でも高いし、人は多いし、遊びに来ている人ばかりなので結構騒がしいし、やっぱり家は落ち着くなあ。留守番していた猫たちはしばらくニャーニャーうるさくて、ご飯をあげても足にまとわり付いてくる。「どこ行っとったんじゃい、何しとったんじゃい」と怒っていたのだろうな。ごめんごめん。

海へ行こう(前編)

1月の展覧会のバタバタの後、しばらく落ち着いていたのに、2月ぐらいからまた忙しい日々が続いていて、最近はかなりオーバーワーク気味だった。どこにも遠出せず、大した娯楽もなく、せいぜい半径50マイル以内の移動ばかり。あまりに仕事と家の往復ばかりの現状を心配した上司から、仕事を兼ねて海に行くように指示が出たw。と言うわけで木曜日から、東に向かって旅に出ていました。

まずはRockey Mount Arts Center という芸術の複合施設へ視察に。ここには昔ポタリーセンターで一緒に仕事をしていたキャサリンが働いているのだ。昔Imperial Tobacco Company というたばこの会社が持っていたこの工場を、陶芸、絵画、テキスタイル、ダンス、映画のシアター、子供美術館、図書館、広いギャラリー、カフェ、野外彫刻、と、たくさんのアートに触れることのできる、複合的な芸術施設へと変身させた。来月はシーグローブの陶芸家5人の展覧会を企画しているとのこと。友人のデイビッドやベン、ダニエルが作品を展示するので、また見に来たいと思う。キャサリンに館内を案内してもらって、いろいろ話をして、また会うことを約束して、そして外に出てみると、何とNASAのトレーラーが玄関前に止まっている。誰でも参加できるツアーがあるというので、参加してみる。中に入ると、最初の部屋は、月面の様子を紹介するビデオを見て、月から持ち帰った石に触ったりできるツアー。そして次の部屋に入ると、NASAの研究調査の紹介を3D映像で見るツアー。正味15分ぐらいだったけど、とても面白かった。他にもたくさん子供がいて、暗くなった時に泣き出した子もいたけど、オゲ男は最初から最後まで黙って、じっと映像を凝視していた。一体何を思っていたのだろう。ロッキーマウントを出発して、2時間しないうちに次の目的地グリーンビルに到着。この町で一泊するので、予約しておいたホテルに向かう。そして少し休んでから、友人であるセオ(Seo)さんのところへ行く。セオさんはEast Carolina University (ECU)の陶芸学科の教授で、2年前にECUでのワークショップのため私たちをゲストとして招待してくれたのだ。忙しい中、バーベキューを焼いてくれたセオさんと奥さんのエイミー。食事の途中で、眠たくなってオゲだしたオゲ男。車の運転席に乗せたり、外を散歩したり、いろいろあやしてみたのだけど、疲れきってもうぐにゃぐにゃ星人になってしまった。早めに切り上げて、ホテルに戻って就寝。

次の日は、グリーンビルから南東に向かって3時間弱、ノースカロライナではビーチリゾートとして非常に有名なウィルミントンという町に着く。前回ウィルミントンに来たのは、2年前の2007年。その時は日帰りで、しかもビーチにいたのは2時間ぐらい。そう言えば友人に「泊まらなかったの?レストランでシーフードも食べなかったの?何しにいっとったんじゃい!」と呆れられたなー。(その時の日記はこちら

ここではまず、Cameron Art Museum という美術館に向かう。ここの付属の陶芸教室に、ヒロシ・スエヨシさんという陶芸家がいらっしゃるのだ。スエヨシさんは30年も前に、陶芸をするためにアメリカに渡って来られた。以前何度かシーグローブ近郊でお会いしたのだけど、こちらから伺うのは初めてだ。いろいろ話をして、近所の陶芸材料店にも案内してもらって、その上ご自宅で夕食をご馳走になってしまった。

屋外にはアメリカ人陶芸家ヴァイオラ・フレイの彫刻が。
いくつものパーツに分かれているのを組み合わせた巨大な陶芸作品。
滋賀県陶芸の森にも収蔵されているはずです。

ここでもオゲ男がぐずぐず言い出したので、早めに切り上げて、ホテルに帰る。泊まったホテルはビーチのすぐそばにあるマンションのような感じの施設。キッチンもあって、長期滞在によいホテルのようだ。疲れ果ててぐったりと眠るオゲ男。まだ小さいから遠出は疲れるだろうし、しかもここにたどり着くまで全部仕事関係だったからな。ぐっすり寝て、次の日は遊びましょう。
と言うわけで、海にたどり着く前に、次に続く。